もう「片づかない家」は卒業!家族の暮らしにぴったりな収納計画のヒント #column
「収納、もっと考えておけばよかったかも…」
注文住宅を建てた後、そんな声を聞くことは少なくありません。
間取りやデザインに夢中になっていたら、収納のことはなんとなく後回しに…。でも、実は収納こそ、暮らしの快適さを左右する大事なポイントなんです。
今回は、注文住宅で後悔しないための“収納計画のコツ”をまるっと解説!
家づくり初心者の方でもわかりやすいように、目安や人気の収納スペース、失敗しないための考え方まで、やさしくまとめました。
「いつでもスッキリ片づく家」を目指して、一緒に収納計画を見直してみませんか?
この記事を読めばわかること
✔ 注文住宅に必要な収納の目安
✔ 暮らしやすさを左右する収納の設計ポイント
✔ 人気の収納スペースと設置場所の工夫
✔ 将来を見据えた収納計画の考え方
1. なぜ「収納」を最初に考えるべきなの?
注文住宅の魅力は、なんといっても「自分たちらしい暮らし方」をカタチにできること。だったら、収納もオーダーメイドにするのが大正解です!
「後から収納家具でカバーすればいい」と思っていても…
- 思った以上にモノがあふれる
- 収納家具がインテリアと合わない
- 動線が不便になってストレスに…
なんてことも、よくあります。
逆に、収納までしっかり設計に組み込んでおくと、
- モノの定位置が決まって、家が散らからない
- 掃除がしやすく、家事もラクに
- 家族全員が「どこに何があるか」がわかってストレスフリー
こんなふうに、暮らしのベースが整っていきます。
2. 収納スペース、どのくらい必要?
収納って、「とにかく広くとればいい!」と思いがちですが、実はバランスが大事。
一般的には、延床面積の【12〜15%】くらいが目安。
例えば延床100㎡のおうちなら、12〜15㎡(約7〜9畳)くらいが理想とされています。
ただし、必要な広さは家族によって違います!
たとえば…
- 小さな子どもがいて、これからモノが増えそう
- スポーツ用品やアウトドアグッズがたくさんある
- 趣味の道具や仕事の資料をまとめて保管したい
など、ライフスタイルに合わせて“わが家にちょうどいい収納”を考えることが大切なんです。
📌 ポイント
ただ「広い収納」があるだけではダメ。
“使いやすい場所に、必要な量を、必要な形で”が収納設計のキホンです。
3. 人気の収納スペース5選と活用術
注文住宅でよく選ばれる人気の収納スペースをまとめてご紹介!
● パントリー(食品庫)
- 食材のストックや調理家電をまとめて収納できる
- キッチンまわりのごちゃごちゃが激減!
- 動線の中に組み込むと家事効率もアップ
● シューズクローク・土間収納
- 靴だけでなく、ベビーカーやアウトドア用品もOK
- 来客用と家族用の動線を分ければ、玄関が常にスッキリ
● ウォークインクローゼット(WIC)
- 衣類の“見える化”で、朝の身支度が時短に
- 夫婦それぞれのスペースを分けてストレス軽減
- 照明や鏡を工夫して「着替え空間」にも

● 階段下・小屋裏収納
- デッドスペースをムダなく活用
- 季節モノや使用頻度の低いものの保管にピッタリ
● ファミリークローゼット
- 家族みんなの衣類や日用品を一か所にまとめて収納
- 洗濯・片づけ動線と連動させると家事が超ラクに!
4. 後悔しないための収納計画3つのコツ
① 家事動線に合わせて「流れる収納」をつくる
- 帰宅→脱ぐ→しまう、をワンストップで完了
- 玄関〜リビング〜洗面など、自然な動線上に収納を配置すると◎
② サイズ感を意識した収納設計
- 奥行きが深すぎると「物置化」してしまう
- 高すぎる棚は使いにくく、踏み台が必要になることも
- 可動棚や引き出しなどでアレンジしやすい設計が◎
③ 将来も使える収納を考える
- 子ども部屋の収納は「成長とともに変化するもの」として考える
- 間取り変更に対応しやすい柔軟性があると長く使える
まとめ
収納のこと、あとまわしにしていませんか?
家が完成したあと、「ここに収納があれば…」と思っても、もう遅いかもしれません。
だからこそ、今のうちにしっかり計画しておくことがとっても大切。
見た目のキレイさも大事だけど、毎日の暮らしのなかで「片づけやすい」「探しやすい」「家族みんなが使いやすい」収納は、生活のストレスをぐんと減らしてくれます。注文住宅だからこそ叶う、自分たちらしい収納設計。
ぜひこの記事を参考に、家族みんなが心地よく過ごせる“片づく家”を目指してみてくださいね!