カウンターキッチンが生み出す心地よい時間。家族とつながる住まいを設計しよう #column
キッチンは、家族が集まり、会話が生まれる大切な場所。その中でも、カウンターキッチンはリビングやダイニングとつながり、よりオープンで使いやすい空間を作り出します。料理をしながら家族と会話を楽しんだり、お子さんの勉強を見守りながら調理をしたりと、暮らしを豊かにする魅力が満載です。
しかし、「どんな間取りがいいの?」「実際の使い勝手はどう?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、カウンターキッチンの種類や特徴、メリット・デメリット、注文住宅で採用する際のポイントまで詳しく解説します。
この記事を読めばわかること
- カウンターキッチンの種類と特徴
- 注文住宅でカウンターキッチンを採用するメリット・デメリット
- 理想のキッチンを叶える間取りのアイデア
- カウンターキッチンの設置費用の目安とコストを抑える方法
1. カウンターキッチンとは?
カウンターキッチンとは、キッチンとリビング・ダイニングを隔てる壁をなくし、カウンターを設けたスタイルのキッチンのことです。一般的に対面式のレイアウトが多く、開放感があり、コミュニケーションが取りやすいのが特徴です。
カウンターキッチンの魅力
✅ 家族とのコミュニケーションがとりやすい
料理をしながらリビングやダイニングの家族と会話ができ、子どもの様子を見守ることも可能です。
✅ 部屋が広く感じられる
壁を減らすことで視界が広がり、リビング・ダイニングとの一体感が生まれます。
✅ おしゃれなデザインが可能
アイランドキッチンやペニンシュラキッチンなど、洗練されたデザインを取り入れやすくなります。
✅ 家事動線がスムーズ
キッチンとダイニング・リビングがつながることで、配膳や片付けがしやすくなります。
一方で、デメリットも理解しておく必要があります。
カウンターキッチンのデメリット
⚠️ 調理音や匂いが広がりやすい
オープンな構造のため、換気扇や空気清浄機の選定が重要です。
⚠️ 収納スペースが少なくなることも
壁面収納が取りにくいため、パントリーや造作収納の工夫が必要です。
⚠️ 生活感が出やすい
キッチンがリビングから見えやすいため、整理整頓を心がけることが大切です。

2. 注文住宅におすすめのカウンターキッチンのレイアウト
カウンターキッチンにはいくつかのタイプがあり、ライフスタイルや住まいの広さに合わせて選ぶことができます。
① アイランド型カウンターキッチン
キッチンが完全に独立し、周囲を回遊できるレイアウトです。
✅ おすすめの人
- 開放感を重視したい
- 家族や友人と一緒に料理を楽しみたい
② ペニンシュラ型カウンターキッチン
キッチンの一方が壁についているタイプで、省スペースながら開放感が得られます。
✅ おすすめの人
- 限られたスペースで対面キッチンを取り入れたい
- 収納スペースも確保したい
③ L字型カウンターキッチン
L字型に配置され、作業スペースを広く確保できるのが特徴です。
✅ おすすめの人
- 収納をしっかり確保したい
- 家事動線を重視したい
3. カウンターキッチンの設置費用とコスト削減のコツ
カウンターキッチンの費用は、選ぶデザインや設備によって変動します。
費用の目安
キッチンタイプ | 費用の目安 |
アイランド型 | 150万〜250万円 |
ペニンシュラ型 | 100万〜180万円 |
L字型 | 120万〜200万円 |
コストを抑えるポイント
✅ 既製品のシステムキッチンを活用
オーダーメイドよりも費用を抑えられます。
✅ 壁面収納やパントリーを活用
追加の造作家具を減らすことで、コストを節約できます。
✅ 無駄なオプションを省く
最新機能をすべて詰め込むのではなく、必要な設備を厳選することで費用を抑えられます。
まとめ
カウンターキッチンは、開放感があり、家族とのコミュニケーションが取りやすい魅力的な間取りです。しかし、間取りの選び方や収納計画をしっかり考えないと、使い勝手が悪くなる可能性もあります。
この記事のポイント
- アイランド型、ペニンシュラ型、L字型など、ライフスタイルに合ったレイアウトを選ぶ
- 収納計画をしっかり立てることで、機能性を高める
- 設備やオプションの選び方を工夫し、コストを抑える
カウンターキッチンを取り入れて、家族との時間をより楽しく、快適に過ごしましょう!