【家を建てる前に知っておこう!】ハウスメーカーと契約する際の申込金と手付金の違いと注意点 #column
「申込金って何?」ハウスメーカーとの契約時に支払うべきお金について
家づくりを進める中で、ハウスメーカーとの契約時に申込金を支払うことがよくあります。
しかし、申込金と聞いても実際にどんな意味があるのか、またいくら支払うべきか、手付金とはどう違うのかがよく分からないという方も多いのではないでしょうか?
ここでは、申込金と手付金の違いについて、また支払う際に気をつけるべきポイントを、実際の契約例を交えてわかりやすく解説します。これを読めば、家づくりの最初の一歩を安心して踏み出せるようになるはずです。
この記事を読めば分かること
✅ 申込金の目的とその金額の相場
✅ 申込金と手付金の違いとは?
✅ 支払いのタイミングや注意点
✅ 手付金が支払えない時の対処法
✅ 申込金の返金についての重要ポイント
はじめに|ハウスメーカーとの契約時に支払う申込金って何?
注文住宅を建てる際、最初に出てくる費用の一つが申込金です。
家を建てるための契約を結ぶには、まずは仮契約を結び、その際に申込金を支払うことが求められることがあります。
でも、この申込金って、実際にどんな役割を持っているのでしょうか?
ここでは、申込金が仮契約時に支払うべき費用であることを理解し、その後の手続きがどう進むのかをお伝えしていきます。また、手付金との違いも併せて解説していきますので、家づくりにおける契約の流れがつかめるようになりますよ。
申込金とは?仮契約時に必要な金額とその役割
仮契約と申込金の関係
注文住宅を建てる際、最初に交わすのが仮契約です。
仮契約とは、本契約を結ぶための前段階であり、まだ法律的に効力を持つ本契約とは異なります。
仮契約を結ぶことによって、ハウスメーカーは見積もりの作成や間取りプランの提案を行ってくれることになります。
その際に支払うのが申込金です。
申込金は、購入の意思表示をするために支払う金額であり、購入を検討していることをハウスメーカーに示すものです。
具体的には、仮契約を締結することで本契約に進む意思があることを証明するための前段階となります。
申込金の金額相場
申込金の金額は、一般的に5万~10万円程度が相場となっています。
ただし、ハウスメーカーや契約内容によっては、それ以上の金額を求められることもあります。
この申込金は、後に本契約を結んだ際に手付金や工事代金の一部として充当される場合も多いです。
仮契約時に支払う申込金ですが、もし仮契約をキャンセルした場合でも、基本的には返金されるケースがほとんどです。ただし、返金条件については事前に確認しておきましょう。
手付金とは?申込金との違いを理解しよう
手付金の目的と法的拘束力
手付金は、本契約を結ぶ際に支払う費用であり、仮契約の申込金とは異なります。
手付金は、契約が成立する証として法的効力を持つものです。
本契約を締結した際に支払う手付金は、工事代金の一部として充当されます。
また、手付金には、契約を途中でキャンセルしても返金されないリスクがあるため、支払いには慎重を期す必要があります。
手付金の金額相場
手付金の相場は、工事代金の5~10%程度となります。
例えば、4,000万円の住宅を建てる場合、200万~400万円程度の手付金が必要になる計算です。
手付金は現金で支払う必要があるため、事前に手元の資金を確認しておきましょう。
手付金を用意できない場合の対処法
手付金は高額であるため、支払いが難しい場合もあります。
その際は、ハウスメーカーに交渉して、手付金を減額してもらうことも可能です。
また、手付金が準備できない場合は、「つなぎ融資」や「分割融資」を利用する方法もあります。
これにより、手元資金に不安がある場合でも、安心して契約を進めることができます。

申込金を支払う際の注意点
申込金の額と返金条件を確認
申込金を支払う際には、金額が適切かどうかを確認し、返金条件もしっかりとチェックしておくことが大切です。
一般的には5万~10万円程度ですが、100万円など高額な申込金を要求される場合もあります。
高額な申込金を支払う場合は、万が一ハウスメーカーが倒産した場合などのリスクも考慮し、しっかりと書面で確認を取りましょう。
【対策】
📌 金額面や返金条件について、しっかり確認してから支払いをする
📌 過度に高額な申込金を要求してくるハウスメーカーには注意
まとめ|家づくりを進める前に「申込金」と「手付金」の違いを理解しよう
✅ 申込金は仮契約時に支払うもので、返金されるケースが多い
✅ 手付金は本契約時に支払うもので、契約が正式に成立した証
✅ 申込金の相場は5万~10万円、手付金は工事代金の5~10%
✅ 申込金や手付金の支払い前に、返金条件や契約内容を確認しよう
家を建てるための最初のステップとして、申込金と手付金を理解しておくことは非常に重要です。
契約を進める際は、しっかりとした確認を行い、安心して家づくりを進めていきましょう!