引き出しの中を整えるだけで“探し物ゼロ生活”に!仕切りとケース活用で、忙しい朝が10分短縮できる収納術#column

この記事を読めば分かること

  • なぜ引き出しの中まで整えることが生活の質を変えるのか
  • キッチン・クローゼット・洗面所で役立つ収納アイデア
  • 仕切り・立てる収納・ラベリングの具体的なやり方
  • 統一感を出す工夫と「必要なものだけを残す」考え方

はじめに

片付けをしていて「とりあえず引き出しに押し込んでおこう」と思ったことはありませんか?外からは見えないから大丈夫……そう思っていても、次に開けたときに「あれ、どこいった?」と探す時間が積み重なり、気づけば毎日のストレスになっていることも。

実は、収納の中を整えることこそが暮らしをスムーズにし、気持ちを軽くする一番の近道です。この記事では、すぐに実践できる収納の工夫を、場所別にご紹介します。

見えない部分を整えると、暮らしが変わる理由

引き出しや棚の中は人目に触れにくいからこそ油断しがちです。けれど、毎日使う道具がいつも同じ位置にあると、取り出すたびに小さな安心感が積み重なります。さらに、買いすぎ防止や掃除のしやすさにもつながり、結果的に「余裕のある暮らし」に近づいていきます。

a shelf filled with lots of different types of utensils

キッチン収納 ― 調理がスムーズになる工夫

仕切りを入れるだけで安全&効率的に

おたまやフライ返し、ピーラーに計量スプーン。キッチンの引き出しは形も用途も違うアイテムが多く、ごちゃごちゃしやすい場所です。そこで活躍するのが仕切り。大きさごとに区切ることで、どこに何があるかすぐに分かり、刃物類も安全にしまえます。

食品ストックは「見える収納」で管理

乾物やレトルト食品をバラバラに置いていると、つい賞味期限を切らしてしまうことも。透明ケースや同じサイズのボックスを並べ、ラベルを貼って立てて収納すると、「ある・ない」が一目で判断でき、無駄な買い物を減らせます。

クローゼット収納 ― 朝の洋服選びが楽しくなる

ハンガーをそろえて、衣類を色で並べる

バラバラのハンガーは、それだけで見た目が雑然とした印象に。ハンガーを同じ種類にそろえると服が整然と並び、さらに色のグラデーションで並べるとショップのように美しくなります。朝の洋服選びがちょっとした楽しみに変わりますよ。

引き出しは“立てる収納”でひと目でわかる

服を積み重ねてしまうと、下にあるものを取り出すたびに崩れてしまいます。シャツやズボンを立てて収納すると、どこに何があるか一目で分かり、取り出すときもストレスゼロ。靴下やタイツも同じように立てて並べると、小さなパッケージのようで見た目もすっきりします。

洗面所収納 ― 毎日の身支度をもっと快適に

コスメは「毎日使うもの」だけを一軍に

気づくと増えてしまうコスメ。使う頻度で「毎日用」「たまに用」を分けて、引き出しの一番取りやすい位置に“毎日用”をまとめましょう。仕切りや小さなケースを使って立てれば、忙しい朝も迷わず手が伸びます。

洗剤や日用品はボックス収納で一発解決

ストックを詰め込みすぎると、奥のものが埋もれて結局使わないままになることも。ファイルボックスやケースを使って種類ごとにまとめれば、引き出してサッと取り出せます。「洗濯」「掃除」「お風呂用」など、用途別に分けるのがおすすめです。

収納を“小さな物語”に変える

引き出しを開けた瞬間、整然と並んだスプーンやフォークが「おかえり」と声をかけてくれるように感じる。クローゼットの中では、色ごとに並んだ洋服たちがショーウィンドウのように自分を迎えてくれる。洗面台のポーチを開ければ、ブラシやリップが立って並び「今日も一日頑張ろう」と背中を押してくれるよう。

収納は単なる片付けではなく、あなたの暮らしを支える舞台裏。小さな物語を宿す空間に整えてみませんか?

まとめ

  • 見えない収納こそ整えると生活の質が上がる
  • キッチンは仕切りとラベルで効率的に
  • クローゼットはハンガーをそろえて立てる収納を
  • 洗面所は「毎日使うものだけ」を一軍に選び、ボックスで分類
  • 収納を整えることは、自分の暮らしを整えること

引き出しを開けるたびに心地よくなる――そんな毎日を、今日から始めてみませんか?